RData.jl
v1.0.0
R データ ファイル (.rda、.RData) を読み取り、必要に応じて内容を Julia 相当のファイルに変換します。
すべての R タイプを Julia に変換できるわけではありませんが、任意の R データ アーカイブを読み取ることができます。
Julia から R コードを実行するには、RCall.jl を参照してください。
ジュリア REPL より:
Pkg . add ( " RData " )
R データ ファイルは、 Gzip (デフォルト)、 Bzip2 、またはXzメソッドのいずれかで圧縮できます。 RData.jl
すぐに使えるGzip圧縮ファイルをサポートしています。 Bzip2またはXz圧縮ファイルを読み取るには、CodecBzip2.jl または CodecXz.jl がインストールされている必要があります。
たとえば、 Bzip2で圧縮されたファイルをロードするには、まず必要なコーデックをインストールする必要があります。
Pkg . add ( " CodecBzip2 " )
次に、 RData.load を呼び出す前にCodecBzip2がロードされていることを確認します。
using RData
import CodecBzip2
load ( ' some_bzip2_compressed.rda ' )
「example.rda」ファイルから R オブジェクトを読み取るには:
using RData
objs = load ( " path_to/example.rda " )
結果は、「example.rda」に格納されているすべての R オブジェクトの辞書 ( Dict{String, Any}
) です。
convert=false
キーワード オプションが指定されていない限り、 load()
R オブジェクトを Julia 同等のものに自動的に変換しようとします。
Rオブジェクト | ジュリアオブジェクト | |
---|---|---|
名前付きベクトル、リスト | DictoVec | DictoVec 、R ベクトルやリストと同様に、要素インデックスとその名前の両方によるインデックス付けが可能です |
ベクター | Vector{T} | T 適切な Julia タイプです。 R ベクトルにNA 値が含まれる場合、それらはmissing に変換され、結果のVector の要素タイプはUnion{T, Missing} になります。 |
要素 | CategoricalArray | CategoricalArrays.jl |
Date | Dates.Date | |
POSIXct 日付時刻 | ZonedDateTime | タイムゾーン.jl |
データフレーム | DataFrame | データフレーム.jl |
compact_xxxseq | UnitRange / StepRange |
Julia 型への変換がサポートされていない場合 (R クロージャや言語式など)、 load()
オブジェクトの内部 RData 表現 ( RSEXPREC
サブタイプ) を返します。