WebUI4Delphi は、バックエンドで Delphi または Lazarus/FPC、フロントエンドで HTML5 を使用して、任意の Web ブラウザを GUI として使用できるようにする WebUI ラッパーです。
WebUI を使用すると、Delphi または Lazarus アプリケーションを、オペレーティング システムにインストールされている Web ブラウザで実行される Web アプリにリンクできます。もともと WebUI は、すべての UI コードを Web ブラウザーに置き、残りのコードを非表示の Delphi または Lazarus アプリケーションに入れるために作成されました。ただし、HTML5 アプリと通信する Delphi または Lazarus アプリケーションを表示するように決定することもできます。デスクトップ アプリケーションで Web ブラウザ イベントを取得したり、JS から Pascal 関数を呼び出したり、Pascal コードから JS 関数を呼び出したり、JavaScript を実行したりできます。
WebUI4Delphi は、Windows、Linux、MacOS の Delphi または Lazarus アプリケーションで使用できます。
WebUI4Delphi は Delphi 12.2 および Lazarus 3.6/FPC 3.2.2 で開発およびテストされましたが、Delphi 2010 もサポートしています。
WebUI4Delphi には、VCL、FireMonkey (FMX)、LCL、およびコンソールのサンプルが含まれています。
WebUI4Delphi のデモは、Windows 10、Windows 11、Linux Mint 21.2、および Raspberry Pi OS でテストされています。
WebUI はアプリケーションに Web ブラウザを埋め込みません。これは、デスクトップ アプリケーションと HTML5 アプリを実行する Web ブラウザーの間のブリッジとして使用されます。インストールされている Web ブラウザを使用する代わりに Web ブラウザを組み込む必要がある場合は、CEF4Delphi または WebView4Delphi の使用を検討してください。
program Minimal;
{ $APPTYPE CONSOLE }
{ $R *.res }
uses
System.SysUtils, uWebUI, uWebUIWindow, uWebUITypes;
var
LWindow : IWebUIWindow;
begin
try
WebUI := TWebUI.Create;
if WebUI.Initialize then
begin
LWindow := TWebUIWindow.Create;
LWindow.Show( ' <html><head><script src="webui.js"></script></head> Hello World ! </html> ' );
WebUI.Wait;
end ;
except
on E: Exception do
Writeln(E.ClassName, ' : ' , E.Message);
end ;
end .
他の例
この text_editor は、WebUI を GUI として使用し、Delphi と JavaScript で書かれた軽量で移植可能なサンプルです。
追加: Delphinus サポート