bcast forward
1.0.0
bcast-forward は、宛先 IP が255.255.255.255
である UDP ブロードキャスト パケットを、指定されたユニキャスト アドレスのリストに転送する Linux コマンド ライン ツールです。たとえば、ブロードキャストを使用してゲーム サーバーを検出する古い LAN ゲームを VPN トンネル経由でプレイするために使用できます。 bcast-forward は、パケットの送受信に IP/UDP raw ソケットを使用します。 pcap のバージョンについては、bcast-forward-pcap を参照してください。
go ツールを使用して、bcast-forward とその依存関係を GOPATH または GOBIN にダウンロードしてインストールできます。
$ go install github.com/hwipl/bcast-forward/cmd/bcast-forward
次のコマンドライン引数を使用してbcast-forward
を実行できます。
-d IPs
forward broadcast packets to this comma-separated list of IPs, e.g.,
"192.168.1.1,192.168.1.2"
-keep-source-ip
keep source address
-p port
only forward packets with this destination port (default 6112)
-s IP
rewrite source address to this IP
デフォルトでは、bcast-forward は、転送されたパケットの送信元 IP アドレスを、各宛先ユニキャスト アドレスへの転送ホストのルーティングによって決定される IP アドレス (通常は送信ネットワーク インターフェイスのアドレス) に書き換えます。あるいは、 -s
を使用して単一の IP アドレスを指定し、すべての宛先アドレスの送信元 IP アドレスとして使用することもできます。元の送信者の IP アドレスを保持したい場合は、 -keep-source-ip
を使用して送信元 IP アドレスの書き換えを完全に無効にすることができます。