冷たく硬い鉄板は、ハンマーやノミなどの工具を使って叩いたり、研磨したり、焼き付けたりすることで、独特のレリーフ効果を生み出します。次はPhotoshop CSを使ってそんな鉄板エフェクトを作っていきます。
まずは効果を見てみましょう。
制作ツール:Photoshop CS
制作プロセス:
1. 新しいファイルを作成し、ツールボックスで「線ツール」を選択し、プロパティバーのカスタムシェイプの右側にある小さな三角形のボタンをクリックして、ポップアップダイアログを設定します図 01 に示すようにボックスを表示し、厚さを 2 に設定します。
2. チャンネルパネルに切り替え、新しいチャンネルアルファ 1 を作成し、前景色を白に設定します。直線ツールを使用し、Shift キーを押したまま、水平方向と水平方向の中央に直線のない双方向の矢印を描きます。図 02 に示すように、垂直方向。
3. Ctrl+T キーを押して自由変形コントロール ボックスを表示し、Shift キーを押したまま画像を反時計回りに 45 度回転し、操作を確認して、図 03 に示すような効果を取得します。
4. 図 04 に示すように、ツールボックスで [長方形マーキー ツール] を選択し、2 つの双方向矢印の端に沿って長方形の選択範囲を描画して選択します。メニューバーのポップアップダイアログボックスで「OK」ボタンをクリックすると、選択範囲内の画像がパターンとして定義されます。
5. 選択をキャンセルします。メニューバーで「編集」および「塗りつぶし」コマンドを選択し、図05に示すようにポップアップダイアログボックスを設定すると、図06に示すような効果が得られます。
6. [レイヤー] パネルに切り替え、新しいレイヤー「レイヤー 1」を作成し、前景色を白に設定し、Alt+Delete キーを押してレイヤーを塗りつぶします。メニューバーで「フィルタ」、「レンダリング」、および「照明効果」コマンドを選択し、図07に示すようにポップアップダイアログボックスを設定し、図08に示すような効果を取得します。
7. チャンネルパネルに切り替え、新しいチャンネル Alpha 2 を作成し、メニューバーで「フィルター」「ノイズ」「ノイズの追加」コマンドを選択すると、図 09 に示すダイアログボックスがポップアップ表示されます。メニュー バーで「フィルター」、「ブラー」、および「モーション ブラー」コマンドを選択し、図 10 に示すようにポップアップ ダイアログ ボックスを設定すると、図 11 に示すような効果が得られます。
8. レイヤーパネルに切り替え、新しいレイヤー「レイヤー 2」を作成し、前景色を白に設定し、Alt+Delete キーを押してレイヤーを塗りつぶします。
9. メニュー バーで [フィルター]、[レンダリング]、および [照明効果] コマンドを選択すると、ポップアップするダイアログ ボックスが図 12 に示され、効果が図 13 に示されます。レイヤー 2 の描画モードを「オーバーレイ」に設定すると、図 14 に示す効果が得られます。
10. チャンネルパネルに切り替え、新しいチャンネル Alpha 3 を作成します。D キーを押して前景色と背景色をデフォルトの白黒に戻し、Alt キーを押したまま「フィルター」、「レンダリング」、「」を選択します。 Clouds」コマンドを実行すると、以下のような効果が得られます。
11. Ctrl キーを押しながらアルファ 3 をクリックして選択範囲を表示し、レイヤー パレットに切り替えて新しいレイヤー「レイヤー 2」を作成し、前景色 RGB をそれぞれ 92、42、および 5 に設定し、選択範囲を塗りつぶします。レイヤー 3 の色を設定します。ブレンド モードは「オーバーレイ」で、その効果は図 16 に示されています。
12. Ctrl+A を押して「すべて選択」操作を実行し、表示されているレイヤーを選択し、Ctrl+Shift+C を押して「コピーの結合」操作を実行し、Ctrl+V を押して「貼り付け」操作を実行してレイヤー 4 を取得します。すべてのレイヤーの上に配置されます。
13. メニュー バーで [フィルタ]、[レンダリング]、および [照明効果] コマンドを選択し、図 17 に示すようにポップアップ ダイアログ ボックスを設定します。最終的な効果を図 18 に示します。