このセクションでは、ASP.NET の概要を示し、ASP.NET のサーバー テクノロジ、開発ツール、およびファイル拡張子を紹介します。
ASP は、Active Server Pages (動的サーバー ページ) の正式名であり、クラシック ASP としても知られ、Microsoft の最初のサーバー側スクリプト エンジンとして 1998 年に発売されました。
ASP は、Web ページ内のスクリプトをインターネット サーバー上で実行できるようにするテクノロジです。
ASP ページのファイル拡張子は .asp で、通常は VBScript で記述されます。
クラシック ASP について学習したい場合は、クラシック ASP チュートリアルを参照してください。
ASP.NET は新世代の ASP です。従来の ASP とは互換性がありませんが、ASP.NET には従来の ASP が含まれる場合があります。
ASP.NET ページはコンパイルされるため、従来の ASP よりも高速に実行されます。
ASP.NET には、より優れた言語サポート、大規模なユーザー コントロールと XML ベースのコンポーネント、および統合されたユーザー認証があります。
ASP.NET ページの拡張子は .aspx で、通常は VB (Visual Basic) または C# (C Sharp) で記述されます。
ASP.NET のコントロールは、C++ や Java などのさまざまな言語で作成できます。
ブラウザーが ASP.NET ファイルを要求すると、ASP.NET エンジンはファイルを読み取り、スクリプト ファイルをコンパイルして実行し、結果を通常の HTML ページとしてブラウザーに返します。
Razor は、従来の ASP と同様に、ASP.NET Web ページにサーバー コードを埋め込むための新しいシンプルなマークアップ構文です。
Razor は従来の ASP.NET の機能を備えていますが、より使いやすく、習得も簡単です。
このチュートリアルでは、次のプログラミング言語を紹介します。
ビジュアルベーシック(VB.NET)
C# (発音: C シャープ)
このチュートリアルでは、次のサーバー テクノロジを紹介します。
Web ページ (Razor 構文)
MVC (モデル-ビュー-コントローラー)
Web フォーム (従来の ASP.NET)
ASP.NET は次の開発ツールをサポートしています。
ウェブマトリックス
ビジュアルウェブ開発者
ビジュアルスタジオ
このチュートリアルでは、Web ページ チュートリアルでは WebMatrix を使用し、MVC チュートリアルと Web フォーム チュートリアルでは Visual Web Developer を使用します。
クラシック ASP ファイルのファイル拡張子は .asp です。
ASP.NET ファイルのファイル拡張子は .aspx です。
Razor C# 構文の ASP.NET ファイルには、ファイル拡張子 .cshtml が付いています。
Razor VB 構文 ASP.NET ファイルのファイル拡張子は .vbhtml です。