「登る意欲があれば、世の中に難しいことは何もありません。COM プログラマーになるには自信が必要です。必ずなれるでしょう。」
実際、テキスト プログラミング コントロールの Text プロパティを設定するたびに、すでに COM を使用しています。同様に、DAO データ コントロールが MoveNext メソッドを実行するときも、VB コントロール ワードを使用するときでも、COM を使用しています。
では、COMとは何でしょうか?
まず、COM は通信手段です。
たとえば、テレビのリモコンのようなものです。特定のチャンネルボタンを押すと、テレビのチャンネルがすぐに切り替わり、切り替えボタンを押すと、テレビがすぐにオフになります。実際、私たちはボタンがどのように機能するかは気にせず、ボタンを押すと特定のアクションが生成されることを知っているだけです。
プログラムの原理も同じです。テキスト プログラミング コントロールの Text プロパティを変更するとき、おそらくシステム内で数十の API 関数が呼び出される可能性があります。しかし、ユーザーにとっては、テキスト プログラミング コントロールに表示されるテキストだけが気になります。
次に、COM はコードを再利用する方法です。
COMを利用する最大のメリットは、一度COM通信方式を確立すれば、どこでも簡単に何度でも利用できることです。たとえば、ユーザーが日付と時刻を表示する COM コンポーネントを作成すると、そのコンポーネントはプログラムのどこでも使用できます。 VB アプリケーションや Excel プログラムだけでなく、C アプリケーションもアクセスできます。
したがって、COM コンポーネントのコードの再利用性が最も重要です。
繰り返しますが、COM は実際のオブジェクトに基づいています。
COM で作成されたコンポーネントのほとんどは実際のオブジェクトに基づいています。つまり、コンポーネントを作成したら、その使用は非常に簡単になります。想像してみてください。コンピューター システムに別のユーザーを追加する場合、Customer.Add と同じくらい簡単な追加方法は、データ処理コード パッケージやアルゴリズムを追加することですか、それともアプリケーションに大きなデータベース DLL を追加することですか?明らかに、COM はこの単純な操作をサポートしています。
つまり、COM は通信方法であり、コードを再利用する方法であり、実際のオブジェクトに基づいています。
このチュートリアルの残りの部分では、クラスの作成やクラスを実際のオブジェクトに変換する方法など、COM と VB について簡単に説明します。ここでの内容は単純すぎますが、将来の COM プログラミングの基礎となります。
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