ASP講座シリーズ(10) ASP組み込みオブジェクト
著者:Eve Cole
更新時間:2009-05-30 19:59:05
Active Server Pages は、ユーザーがブラウザ要求を通じて送信された情報の収集、ブラウザへの応答、ユーザー設定などのユーザー情報の保存を容易にする組み込みオブジェクトを提供します。この記事では、各オブジェクトについて簡単に説明します。
アプリケーション オブジェクト アプリケーション オブジェクトを使用すると、特定のアプリケーションのすべてのユーザーと情報を共有できます。
Request オブジェクト Request オブジェクトを使用すると、HTML フォームから POST メソッドまたは GET メソッドで渡されるパラメータ、Cookie、ユーザー認証など、HTTP リクエストで渡されるあらゆる情報にアクセスできます。 Request オブジェクトを使用すると、アップロードされたファイルなど、サーバーに送信されたバイナリ データにアクセスできます。
Response オブジェクト Response オブジェクトを使用して、ユーザーに送信される情報を制御できます。これには、ブラウザへの情報の直接送信、ブラウザの別の URL へのリダイレクト、または Cookie の値の設定が含まれます。
サーバーオブジェクト
Server オブジェクトは、サーバー上のメソッドとプロパティへのアクセスを提供します。最も一般的な方法は、ActiveX コンポーネントのインスタンス (Server.CreateObject) を作成することです。他の方法は、URL または HTML を文字列にエンコードし、仮想パスを物理パスにマッピングし、スクリプトのタイムアウト期間を設定するために使用されます。
Session オブジェクト Session オブジェクトを使用して、特定のユーザー セッションに必要な情報を保存できます。 Session オブジェクトに格納されている変数は、ユーザーがアプリケーション内のページ間を移動してもクリアされません。これらの変数は、ユーザーがアプリケーション内のページにアクセスするときに常に存在します。 Session メソッドを使用してセッションを明示的に終了し、アイドル セッションのタイムアウト期間を設定することもできます。
ObjectContext オブジェクト ObjectContext オブジェクトを使用すると、ASP スクリプトによって開始されたトランザクションをコミットまたは元に戻すことができます。