IDACyber は、IDA Pro 用のインタラクティブなデータ視覚化プラグインです。これは、生データのバイトをキャンバスに変換する外部の「カラー フィルター」で構成されており、データを対話的に検査およびナビゲートするために使用できます。コンテキスト内のフィルターに応じて、このデータを視覚的に参照すると、文字通りズームアウトした視点から特定の構造やパターンを明らかにすることができます。
Ctrl-Shift-C を押すとプラグインが起動し、新しいドッキング可能なウィンドウが作成されます。プラグインを再実行すると複数のインスタンスを作成でき、これにより複数のカラー フィルターを並行して実行できます。結果として得られるキャンバスは、キーボードとマウスのコントロールを使用して操作できます。 IDACyber のインスタンスにフォーカスがある場合、Ctrl-F1 を押すとクイック マニュアルが開き、Ctrl-F2 を押すと現在アクティブなフィルターに関するヘルプが表示されます。
IDACyber は、新しい「カラー フィルター」を追加する機能を提供することで、簡単にカスタマイズできるように設計されています。カラー フィルターは外部 IDAPython スクリプトであり、「cyber」フォルダー内に配置する必要があり、IDACyber は起動時にこのスクリプトをロードします。その主な主力は、各カラー フィルターが実装することが期待されるコールバック関数「on_process_buffer()」で構成されます。この関数には、カラー フィルターで処理される生データが渡され、カラー フィルターは RGB 形式で色のリストを返すことになっています。 IDACyber は、この色のリストを取得して、インタラクティブ キャンバス上に描画します。
コード例については、「cyber」フォルダーにある既存のカラー フィルターを確認してください。 2 つのフィルタ「NES」と「GameBoy」は、新しいカラー フィルタを作成するための基本的なスケルトンとして使用できる 2 つの単純な例です。
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