プログラムは、ディスク上のファイルに関する情報を取得したり、ディスク上に新しいファイルを作成したりする必要があることがよくあります。これには、 File クラスの使用方法を学習する必要があります。 File クラスのオブジェクトは主に、ファイルが存在するディレクトリ、ファイルの長さ、ファイルの読み取りおよび書き込み権限など、ファイル自体に関する情報を取得するために使用されることに注意してください。ファイルの読み取りおよび書き込み操作は含まれません。
File オブジェクトを作成するには 3 つのコンストラクターがあります。
このうち、filenameはファイル名、directoryPathはファイルのパス、dirはディレクトリです。 File(String filename) を使用してファイルを作成すると、そのファイルは現在のアプリケーションと同じディレクトリにあるとみなされます。
File クラスの一般的に使用されるメソッドは次のとおりです。
ファイルの名前を取得します。
ファイルが読み取り可能かどうかを確認します。
ファイルが書き込み可能かどうかを判断します。
ファイルが存在するかどうかを確認します。
ファイルの長さを取得します(単位はバイト)。
ファイルの絶対パスを取得します。
ファイルの親ディレクトリを取得します。
ファイルがディレクトリではなく通常のファイルであるかどうかを判断します。
ファイルがディレクトリであるかどうかを判断します。
ファイルが隠しファイルかどうかを確認します。
ファイルの最終変更時刻を取得します (時刻は、1970 年の午前 0 時からファイルの最終変更時刻までのミリ秒数です)。
たとえば、new.txt という名前の新しいファイルを作成します。
importjava.io.*;publicclassMain{publicstaticvoidmain(Stringargs[]){Filef=newFile(C:\ch10,Main.java);System.out.println(f.getName()+読み取り可能ですか:+f .canRead ());System.out.println(f.getName()+絶対パス:+f.getAbsolutePath());Filefile=newFile(new.txt);System.out.println(カレントディレクトリに作成 新しいファイル+ file.getName());if(!file.exists()){try{file.createNewFile();System.out.println(正常に作成されました);}catch(IOExceptionexp){}}}}
実行結果は次のとおりです。
C:ch10>java.MainMain.java は読み取り可能ですか: trueMain.java の絶対パス: C:ch10Main.java 現在のディレクトリに新しいファイル new.txt を作成し、正常に作成します