十分な想像力と創造性があれば、Photoshop の豊富なフィルター機能を使用して、無数の特殊効果を作成できます。この例では、制作プロセス中に燃える火球を描画する方法を紹介します。これは、Photoshop で一般的に使用されるフィルターの使用に慣れるのに役立ちます。
まずは最終的なレンダリングを見てみましょう。
具体的な手順は以下の通りです。
1. 新しいドキュメントを作成し、背景レイヤーを黒で塗りつぶします。楕円マーキー ツールを使用して中央に円を描きます。楕円ではなく円を描くように、Shift キーを押したままにしてください。図 1 に示すように、メニュー コマンド「編集 | ストローク」を選択して「ストローク」ダイアログ ボックスを開き、「幅」を 20 ピクセルに、色を白に設定します。設定後、「OK」ボタンをクリックしてください。
図1
選択をキャンセルするには、Ctrl+D を押します。結果を図 2 に示します。
図2
2. メニューコマンド「フィルタ | 歪み | 海洋波紋」を選択して、図 3 に示すように「海洋波紋」ダイアログ ボックスを開きます。図 3 に示す結果が得られるまで、「波紋サイズ」と「波紋振幅」を調整します。 4.ここでは、「リップル サイズ」を 6 に設定し、「リップル振幅」を 14 に設定します。
図3
図4
3. 次にメニューコマンド「フィルター | ぼかし | 放射状ぼかし」を選択し、「放射状ぼかし」ダイアログボックスで「量」を 100、「ぼかし方法」を「スケール」に設定し、「品質」設定を図 5 に示すように、「最高」です。設定後、「OK」ボタンをクリックしてください。
図5
次に、Ctrl+F を押して放射状ブラーを再度適用すると、図 6 に示す効果が得られます。
図6
4. レイヤーを複製し、メニューコマンド「フィルター | 歪み | 海の波紋」を再度選択します。たとえば、図 7 に示す効果が得られるまで、最終的に必要なボライドに応じてサイズを調整します。
図7
5. レイヤーを複製し、メニュー コマンド「フィルター | ぼかし | 放射状ぼかし」を選択してフィルターを再度適用すると、図 8 に示す効果が得られます。
図8
6. このレイヤーのブレンド モードを「覆い焼きカラー」に変更し、次のレイヤーのブレンド モードを「明るく」に変更すると、図 9 に示す効果が得られます。
図9
7. 新しいレイヤーを作成し、描画モードを「カラー」に変更し、前景色をオレンジに、背景色を赤に変更して、レイヤーを放射状のグラデーションで塗りつぶして、図 10 に示す効果を取得します。
図10
8. メニューコマンド「レイヤー | 画像の平坦化」を選択してすべてのレイヤーを結合し、移動ツールを使用して火球を左上隅にわずかに移動し、目的の流星に応じてメニューコマンド「フィルター | 歪み | 押し出し」を選択します。 " "Speed" の値を調整すると、たとえば図 11 に示す効果が得られます。
図11
9. レイヤーを複製し、メニューコマンド「フィルター | ぼかし | モーションブラー」を選択し、「角度」を -45 度に設定し、「距離」を 36 ピクセルに設定します。フィルターを適用した後、レイヤー モードを「カラー スクリーン」に変更し、消しゴム ツールを使用して流星の中央の一部を消去し、流星の尾に拡大効果を直接適用できるようにします。この時点で、図 12 に示す効果が確認できます。
図12
10.流星の主要部分が配置されているレイヤーを再度コピーし、カラーモードを「カラー覆い焼き」に変更し、「楕円形マーキーツール」を使用して流星の中心部分を選択し、メニューコマンド「選択 | ぼかし」を使用します。 " 選択範囲をフェザリングするには、値に 5 を使用します。メニュー コマンド「選択 | 反転」を使用して選択を反転し、Del キーを押します。この時の流星を図13に示します。
図13
11. Ctrl+D を押して選択をキャンセルすると、図 14 に示すようなボライドが表示されます。
図14