基本的な幾何学体として、球はアートの初心者が描く必要があるオブジェクトであり、「5 つのトーン」の特徴を直感的に表現でき、コード設計ソフトウェアでのマウス描画や手書き描画の基礎にもなります。
図 2.1-19 は、このセクションの例の効果を示しています。
図 2.1-19 球体描画の完成結果
実施例の製造方法と工程は以下の通りである。
キーボードの Ctrl+N キーを押すか、メニューバーの「ファイル」→「新規」コマンドを実行して「新規」ダイアログボックスを開きます。設定は図 2.1-20 に示されています。
図2.1-20 球の「新規」ダイアログの設定
図 2.1-21 に示すように、前景色と背景色をそれぞれライトグレーと白に設定します。
図 2.1-21 前景色と背景色の設定
キーボードの Ctrl+R キーを押してルーラーを開き、ルーラーから水平および垂直の補助線をドラッグして、それらの交点を円の中心とし、Alt+Shift キーを押したままマウスの左ボタンを押します。をクリックして「移動」をドラッグし、円形の選択範囲を取得します。図 2.1-22 に示すように、「グラデーション ツール」(ショートカット キー G) を選択し、オプション バーにこのツールを設定します。図 2.1-23 に示すように、新しいレイヤーを作成し、「グラデーション ツール」を使用して円形の選択範囲内にグラデーションを作成します。
図2.1-22 「グラデーションツール」のオプション設定
図 2.1-23 円形選択範囲内のグラデーションの作成
この時点で、球体には「ハイライト」「明るい部分」「暗い部分」の3つのトーンが設定されています。次に、「反射」のトーンを描画していきます。
図 2.1-24 に示すように、「覆い焼きツール」(ショートカット キー O) を選択し、オプション バーで「露出」を 30% に設定します。
図2.1-24 オプションバーの「覆い焼きツール」の「露出」を設定する
ドキュメントウィンドウを右クリックし、図 2.1-25 に示すように「覆い焼きツール」の主直径と硬さを設定します。
図2.1-25 「覆い焼きツール」の主径と硬度の設定
図 2.1-26 に示すように、「覆い焼きツール」を使用して球の右下方向をペイントし、「反射」効果を作成します。
図 2.1-26 「覆い焼きツール」を使用して「反射」効果を作成する
図 2.1-27 「反射」トーンを持つ球