このリポジトリは、arduino-esp32 SDK 用に特別に再コンパイルされたライブラリをホストします。これらのライブラリは、esp-arduino-libs/esp32-arduino-lib-builder からコンパイルされます。
オリジナルの arduino-esp32 SDK と比較して、このリポジトリはコンパイル前に特定の sdkconfig 構成を調整します。さらに構成を変更する必要がある場合は、esp-arduino-libs/esp32-arduino-lib-builder のconfigsフォルダー内のファイルを変更し、コンパイルの詳細については README を参照してください。
debug
フォルダー内の SDK は、 CONFIG_LOG_DEFAULT_LEVEL_DEBUG=y
およびCONFIG_BOOTLOADER_LOG_LEVEL_INFO=y
有効にすることで、デフォルトのログ レベルをDEBUGに変更します。これにより、アプリケーションのデバッグを支援するためにシリアル コンソールに出力されるログ メッセージの数が増加します。
重要な注意: 「-d」サフィックスが付いた SDK はデバッグ専用です。実稼働目的の場合は、arduino-esp32 の公式リリースを使用してください。
high_perf
フォルダー内の SDK は一部の構成を変更し、場合によっては、特に RGB LCD 使用時の画面のドリフトを回避するために、より高いパフォーマンスを実現できます。
ESP32-S3 SoC の場合:
CONFIG_COMPILER_OPTIMIZATION_PERF=y
有効にすることで、最適化レベルを-Os
から-O2
に変更します。CONFIG_ESP32S3_DATA_CACHE_LINE_64B=y
有効にすることで、データ キャッシュ ラインのサイズが32
から64
に増加します。CONFIG_SPIRAM_FETCH_INSTRUCTIONS=y
およびCONFIG_SPIRAM_RODATA=y
を有効にすることで、 PSRAM で XIP機能を有効にします。esp32-3.0.0-alpha3-h (ダウンロードリンク: Github / Espressif)
esp32-3.0.0-h (ダウンロードリンク: Github / Espressif)
esp32-3.0.2-h (ダウンロードリンク: Github / Espressif)
esp32-3.0.3-h (ダウンロードリンク: Github / Espressif)
Arduino IDE でこのリポジトリの SDK を使用するには、次の手順に従います。
Tools > Board > Boards Manager > esp32
にあります。C:UsersAppDataLocalArduino15packagesesp32
です。~/.arduino15/packages/esp32
です。v2.xx
の場合、デフォルトのパスはhardware > esp32 > 2.xx > tools > sdk
です。v3.xx
の場合、デフォルトのパスはtools > esp32-arduino-libs > idf-release_x
です。