C++ でのファイル操作は、主に次のクラスでサポートされています。
ofstream : 書き込み操作用のファイル クラス (出力) (ostream から派生)
ifstream : 読み取り操作用のファイル クラス (入力) (istream から派生)
fstream : 同時に読み取りと書き込みができるファイル クラス (iostream から派生)
これらはすべてヘッダー ファイルをインクルードする必要があります。
#include<fstream>
C 言語と同様に、ファイルの読み取りと書き込みには次の 3 つの手順があります。
1. ファイルを開きます
2. ファイルの読み取りと書き込み
3. ファイルを閉じます
違いは、C++ でファイルの読み取りと書き込みに使用される関数はすべて、オブジェクト指向の設計思想を完全に具体化した上記 3 つのクラスのメソッドであることです。各ステップについては後ほど個別に説明します。